中野テルヲ Live [Signal/Noise] @ 高円寺 HIGH
「ドイツ人でもあそこまでやらない」
〜中野テルヲ について、中野泰博(SHOP MECANO)
ライブを見て思ったことをつらつらと書きます。ライブレポではなく感想文です。
10代の為のムーンライダーズ・ブーム
期末テストが終わった。さて、テスト期間に果たして何を聴いていたんだろうかと振り返ると、振り返る必要も無いくらいにムーンライダーズばかり聴いていた。(http://bit.ly/eXF4xeを見れば一目瞭然ですね・・・)
- アーティスト: ムーンライダーズ,鈴木博文,鈴木慶一,佐伯健三,白井良明,橿淵哲郎
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: CD
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でも実は最近まで、僕はムーンライダーズについて全然良いイメージを持っていなかった…そう、むしろ嫌いだったのである。
「凝集する過去 還弦主義8760時間」フィナーレ 東京異次弦空洞 @ SHIBUYA-AX
整理番号はなんと9番。最前ゲット…となるはずが、SHIBUYA-AXの入場システムを良くわかっていなかった為に列に並び遅れる(もったいなかった…)。結局30番ぐらいで入場し前から2列目の右側(タルボがあった方)に陣取る。たまたま付近に先日のバルト9今敏追悼上映で知り合った方がいて、話しているうちにすぐ開演へ。
2010年に聴いて良かった音楽
年末に限ってこういうことがやりたくなるのですが、意味なんて無いのです。
続きを読むDRIVE TO 19
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黒字は2009年01月19日の俺
音楽の価値観は人それぞれ
たぶん音楽が好きな人には、それぞれ好きなメロディラインのパターンや好きな機材の音色などがあると思います。
後者に関して言えば、僕はCR-78の音が大好きです。
正直あのリズムボックスは反則だとさえ思うほどです。
P-MODEL、
Plastics、
ヒカシュー、
ちょっとあれな所ではブロンディの「Heart of Glass」
とかもCR-78を使ってて大好きです
(『Parallel Lines』はキング・クリムゾンのロバート・フリップとかもなにげに参加していて普通に良いアルバム)
プリセットが基本のリズムボックスなので「あっちのアルバムで聴ける音色がこっちのアルバムにも!」ってことが多いですが、それでも色あせないぐらい素晴らしいリズムボックスだと思います。有名なので、大抵どのPCM音源にも「CR~」から始まる音色が収録されていますが、本物とコピーの間には雲泥の差があります(特にスネアーとフィルのタイム感!)
DEVO、
B-52's
(『WHAMMY!』というアルバムで多用。超おすすめ盤)
YMO
といったところから、
シンディーローパー、
HUMAN LEAGUE
など当時のポップミュージックでも多用されました。こちらもスネアの音がヤバイ良い機材なんですが、CR-78とは対照的に余りPCM音源に収録されていた記憶がありません。自分は普通のスネアに過度にコンプをかけるなどして似た様な音を作っていましたが、正直サンプリングCDを買うか本物を買うかが良いでしょう。
こうして考えてみると、自分が80年代大好き人間なのはこれらの機材のおかげによるところが大きい気がします。大抵CR-78やTR-808、LINN DRUMに太いシンセベースが絡んだ時点でやられます、というかその音楽を許せてしまいます。もちろんハードロックにはなかったパンク以降のヘタウマ感覚や、あくまで片手間に音楽やっている(ような設定になっている)とか、狂ったポップであるところとかも好きなんですけどね。