音楽の価値観は人それぞれ

たぶん音楽が好きな人には、それぞれ好きなメロディラインのパターンや好きな機材の音色などがあると思います。

後者に関して言えば、僕はCR-78の音が大好きです。

正直あのリズムボックスは反則だとさえ思うほどです。
P-MODEL

Plastics

ヒカシュー

ちょっとあれな所ではブロンディの「Heart of Glass」

とかもCR-78を使ってて大好きです
(『Parallel Lines』はキング・クリムゾンロバート・フリップとかもなにげに参加していて普通に良いアルバム)
プリセットが基本のリズムボックスなので「あっちのアルバムで聴ける音色がこっちのアルバムにも!」ってことが多いですが、それでも色あせないぐらい素晴らしいリズムボックスだと思います。有名なので、大抵どのPCM音源にも「CR~」から始まる音色が収録されていますが、本物とコピーの間には雲泥の差があります(特にスネアーとフィルのタイム感!)


あとはやっぱりLINN DRUM!

DEVO

B-52's
(『WHAMMY!』というアルバムで多用。超おすすめ盤)
YMO

といったところから、
シンディーローパー、

HUMAN LEAGUE

など当時のポップミュージックでも多用されました。こちらもスネアの音がヤバイ良い機材なんですが、CR-78とは対照的に余りPCM音源に収録されていた記憶がありません。自分は普通のスネアに過度にコンプをかけるなどして似た様な音を作っていましたが、正直サンプリングCDを買うか本物を買うかが良いでしょう。

こうして考えてみると、自分が80年代大好き人間なのはこれらの機材のおかげによるところが大きい気がします。大抵CR-78やTR-808、LINN DRUMに太いシンセベースが絡んだ時点でやられます、というかその音楽を許せてしまいます。もちろんハードロックにはなかったパンク以降のヘタウマ感覚や、あくまで片手間に音楽やっている(ような設定になっている)とか、狂ったポップであるところとかも好きなんですけどね。